足のむくみは病気?高齢者の当たり前を見直す・何科に行けばいい?

健康

私は20代の頃から足のむくみが悩みとなっていますが、足のむくみは病気のサインになることもあるようです。

高齢者に多い傾向があるようですが、では何科で見てもらえばいいのでしょうか。それは原因や症状によって異なるようです。

私たちの年代だと、介護をされている方も少なくないと思います。ご高齢の方の足のむくみなどの対処をどのようにすればよいか、また今後の自身の備えとしても考えていきましょう。

足のむくみ、病気のサインを知れば何科か分かる

足のむくみは、疲労や生理的な現象の場合、疲れが取れることによって解消されます。

ただ、翌朝になっても足のむくみが取れない、またむくみやすくなかったのに突然足がむくむようになったという人は、病気のサインである可能性があります。

その場合は、まず状況を観察しましょう。足のむくみは両方か、片方か、痛みやかゆみがあるかなどです。

別の症状で薬を飲んでいる人もむくみやすいと言われています。例えば、胃腸薬、高血圧の薬、糖尿病の薬、消炎鎮痛剤などを定期的に服用する人は、副作用として「薬剤性浮腫」というものになることがあるようです。

足のむくみ、何科の診断を行う?

足のむくみといっても、病気のサインにはいろいろなものがあるため、判断が難しいのも事実。試しに診察してみたら、「専門外」と言われてしまうこともあるようです。

実際、病気として考えられるのが心不全、腎不全、栄養不足、深部静脈血栓症、静脈瘤、リンパ浮腫、感染などが考えられるそうです。どれも違う科なので困りますよね。とりあえず考えられるのは以下の通り。

腎臓内科

普段から血圧が高い、尿の量が少ない、吐き気や疲労感がある

循環器内科・心臓内科

動悸息切れ、疲労感、食欲不振、四肢の冷寒など

内分泌科

皮膚の乾燥、肥満、寒がり、甲状腺に問題がある

血管科・循環器内科

足のだるさ、痛み、かゆみ、湿疹、色素沈着、こむらがえり、静脈のうっ滞(滞り)、片方だけが腫れる

これらの症状がときどき、またはよく起こるという人は、それに合わせてまずは診察を受けてみましょう。

病気かを判断する前に、足のむくみのメカニズムを知る

夕方から夜にかけて足がむくんでしまう場合は、疲労が原因と考えられます。

立ち仕事、同じ姿勢を続けているお仕事などになると、疲れて筋肉が硬化します。飛行機や電車などで長時間の旅行をするときも同様です。

人の体は心臓がポンプとなって血液や栄養を体中に運んでいます。ところが、足は体の中でも心臓から遠いため、血流が滞りやすい場所です。

血液を循環させるためにまず血液が上から降りてきて、今度は血液を上に送り返さなければなりません。そのときにとても大きなエネルギーを必要とします。

筋肉が硬くなると、血流を上に送り返す力が働かず、血流が滞り、足がむくんでしまいます。

またトイレにあまり行かず水分が多めに蓄えるなどでも起きます。女性は月経によって水分が蓄えられるので、むくみやすいと言えます。

日頃から運動不足であるとむくみやすくなります。特に女性は男性に比べ筋肉量が少ない、冷えやすいなどの理由から、体を動かさないと血流が滞ります。

知っておきたい足のむくみと静脈の関係

病気として、静脈が関係していることがあります。主な例が2つあります。血管科・循環器内科などに見てもらいましょう。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

通常、血液はふくらはぎの筋肉の収縮によって押し上げられるのですが、足から心臓へ血液を押し上げる力がないと、血液の流れが逆流して静脈に留まり、下肢静脈瘤という症状を引き起こします。

立ち仕事や運動量の少ない人、筋肉の量が低下する高齢者に多いとされ、足のむくみや血管が浮き出たようになったり、こぶができたり、色素沈着が起きたりなどがあります。

見た目に現れなくても、痛みやだるさ、かゆみなどを感じる人は注意が必要です。痛みが出ると生活にも支障が出ます。

末梢動脈疾患

「閉塞性動脈硬化症」あるいは「下肢慢性動脈閉塞症」などと呼ばれますが、足の静脈が血栓でつまってしまう病気です。

この場合は、片方の足全体が急に赤く腫れてしまうことがあるようです。病気や怪我で寝ている時期がある、長時間の旅行で同じ姿勢になって起こることがあります。

よく飛行機で起こりがちな「エコノミークラス症候群」というのを聞いたことがあると思いますが、これはふくらはぎの深部にある静脈に血の塊ができて腫れてしまうことです。

そのほかの足のむくみの原因

ほかにも、リンパの流れが悪く足が腫れる「リンパ浮腫(ふしゅ)」があり、こちらも血管・循環器系の病院で見てもらうといいでしょう。

細菌が足に入り込んで腫れてしまう「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」、しもやけや湿疹、虫刺されなどから腫れる「皮膚病変」などは皮膚科に見てもらいます。

足のむくみ、高齢者でもできる解消方法

なんだか聞いたことがない病名ばかり並べると、ちょっと怖くなってしまいますよね。

ですが、高齢者も含め私たちが普段から注意することで、足のむくみや痛みなどを軽減することができます。あくまでも足のむくみが気になる人、病気を予防したい人、かるい症状の人向けです。

血流を促すマッサージ

夜寝る前や、日中でも時間のあるときに足をさするようにマッサージしてみましょう。力を入れる必要はありません。

足裏、膝裏、アキレス腱、足首などを意識してさすったり、かるく揉みほぐします。1日の、筋肉の疲労をほぐしてあげましょう。

また、お風呂にゆっくりつかって足の疲れを癒やしてあげてもよいですね。それでも解消しない場合は、足にクッションやタオルを置いて、足を高くして寝てみましょう。

翌朝スッキリしない、ということが続く場合は、診察を受けましょう。

筋肉を動かすような体操

筋肉を動かして、血液の流れをよくしてあげます。かかとの上げ下げ、足踏み、高齢者でもできる人は階段の上り下り、ウォーキングなども効果的です。

ふくらはぎには力のある筋肉があり、静脈はその筋肉の側についています。筋肉のサポートを受けて心臓へ押し上げ、足のむくみを防いでいます。

ただし疲れるほどやる必要はありません。疲れたときは、マッサージをしてあげてください。

家にいることが多い場合は、手を握ったり開いたりする要領で、つま先を内側に向けたり開いたりしてみましょう。テレビを見ながらでもできますので、試してみてください。

弾性ストッキングを活用する

弾性ストッキングは、特殊な編み方で段階的に圧迫力を抑えるように作られています。血液が心臓に向かって流れやすくするのをサポートしてくれます。

種類もたくさんありますが、医師の診察を受ける予定のある人は、相談してみてください。その効果が感じられない場合は、ほかの症状や治療などのアドバイスを受けることができます。

同じ姿勢を取り続けない

大切なのはこまめに体を動かして、血液の流れをよくしてあげること。パソコン仕事を30分したら、体を伸ばしたり歩いたりしてみましょう。

時間のある人は、顔、体、手足などを意識しながら伸ばしたり動かしたりすることで、体全体のむくみを解消できます。

足のむくみ、高齢者の病気には専門家に

これらの方法で対処できず、実際に痛みやかゆみ、静脈が浮き出てしまうなどがある場合は、自己判断せずに専門医に相談しましょう。

どの専門家がよいのか悩むところですが、もし症状で思い当たるものがなければ、とりあえず主治医、内科などに相談してみましょう。

足は病気のサインが出やすい場所と考える医師も少なくなく、診断のときに足を見る人もいます。

適切な治療が必要ですが、すぐに病気が判明するということも多くはありませんので、焦らずに通院してください。治療できますので、がんばってくださいね。

この記事は、以下のサイトを参考にさせていただきました。

[97] 脚の静脈の血行障害-静脈瘤 | 血管・血液 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
国立循環器病研究センターの循環器病情報サービスサイトでは心臓病や脳卒中などの循環器病の症状や原因、予防や治験についての情報を提供しています。
病気?足のむくみがあるときは何科?血管外科が教える原因や解消法 | 四谷・血管クリニック
病気?足のむくみがあるときは何科?などとお悩みなら東京新宿区の血管外科、四谷・血管クリニックへ。こちらでは日常生活で起こるむくみの原因や解消法についてご紹介。足のむくみは病気のサインという可能性もあるため、心当たりのある方はどうぞお問い合わせください。
健康通信(Vol.15) | [大道整形外科] - 整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科
大分市 西大道 整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科/

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