ファンデーションが浮くので、毛穴が目立ってしまうという悩みはありませんか?
朝丁寧に化粧をしているつもりでも、お昼頃には崩れて、鼻や頬、顎など毛穴が目立つ部分にファンデーションが埋まって白い点々が・・・という状態。
またメイクが取れてしまった部分は、隠していたくすみが見えてしまいます。
化粧直しができればいいのですが、忙しくてそうも言ってられないときがありますよね。
この開いた毛穴、何とかならないでしょうか。何が原因で、どう対処すればよいでしょうか。メイクが長持ちするコツなどを一緒に考えていきましょう。
ファンデーションのせい?毛穴が浮く原因
毛穴の開きには、いろいろなタイプがあるようです。
▼たるみ毛穴開き
年齢とともに、皮膚が少しずつたるみがちになってきます。シワやたるみができる、肌のハリがなくなると、皮膚が下に引っ張られて開いてしまいます。
もともと皮脂分泌の多い、オイリー肌の人に起こりやすい現象で、ニキビなどもできやすい肌。年齢を重ねるとニキビ跡はデコボコしてしまい、その部分の毛穴が大きく目立ってしまいます。
▼乾燥毛穴開き
肌の保湿が足りないと、表面の角質層が乱れてしまい、毛穴が開いてしまいます。この場合は洗い過ぎなどによる水分・油分の不足が考えられます。バリア機能を高めて売るお言いをしっかり閉じ込めておく必要があります。
乾燥肌を放置すると、そのままたるみ毛穴に進行してしまいます。
▼そのほかの毛穴開き
もともとの肌質が原因ではないという人もいます。
その場合は、ファンデーションを厚塗りしているか、スキンケアの油分が残っている可能性があります。ファンデーションを始めとするメイクにも油分が含まれていますので、一度ティッシュオフをしてから行い、ファンデーションを少しずつぬるようにしましょう。
毛穴に浮くファンデーション・解決方法は?

毛穴がファンデーションで浮く人は、「肌質の改善」と「メイク」、「生活習慣の見直し」を行いましょう。
一度開いた毛穴を引き締めるのは、不可能ではありませんが、すぐには改善しません。かなり時間がかかると考えて、コツコツと実践していくことが大切です。
▼洗顔料を変える
お使いの洗顔料は洗いすぎでないか、見直しましょう。年齢とともに皮脂分泌は減少していきますので、余計な皮脂を落としている可能性があります。バリア機能を高めるために、さらに皮脂分泌が行われます。
できるだけシンプルな素材の石けんで、サッと洗うようにしてみます。
毛穴に埋まっている白い角栓を無理矢理とろうとするのもよくありません。ピーリングなどを一時的に休止してみましょう。
▼スキンケアの改善
皮脂分泌の多い人、または皮脂の出やすい部分がある人は、収れん化粧水を使ってアプローチしていきましょう。コットンで叩くように浸透させ、こすらないように注意してください。
スキンケアで大切なのは、水分と油分のバランスです。
カサつきが気になるときは、化粧水と美容液、乳液、クリームなどしっかりカバーし、反対に皮脂が多いと感じるときは、化粧水を多めにつけたあと、乳液をとばす、クリームの量を調節するなどカスタマイズしていきましょう。
毎日のコンディションを確かめるのは容易ではないのですが、朝顔を洗ったときにツッパリ感があるときは、皮脂がかなりとれているので保湿していきます。
▼生活習慣の見直し
ご飯の量や油を極端に減らすのはかえって逆効果ですので、おやつやお菓子、たくさんの揚げ物、消化しにくいものを控えます。便秘を起こさないようにバランスよくとりましょう。また、十分な睡眠をとること、適度な運動も大切です。
毛穴が「浮く」のを防ぐファンデーションの塗り方

化粧をするときの注意点もみていきましょう。
▼化粧下地を使う
化粧下地は、肌のデコボコを補整してくれるため、ファンデーションも均一にぬることができます。
私は、皮脂分泌が多く崩れやすいとき、下地をぬったらファンデーションなしでプレストパウダーで仕上げています。カバー力があり、ヒアルロン酸などの保湿成分を含む下地を使うと効果的です。
小じわなども目立たなくする効果があるので、ぜひ活用しましょう。
下地だけなので、崩れは早めなのですが、毛穴のポツポツはあまり目立ちません。プレストパウダーをササッとぬって直せばOKです。くすみやシミなどが気になる人は、スティックタイプのスムーサー、またはコンシーラーなどを部分的に使うとよいでしょう。
▼ファンデーションはつけすぎない
ファンデーションは、つけすぎないようにしましょう。米粒の大きさを各パーツで伸ばし、たたくように馴染ませます。
ブラシは使い方によりますが、指やスポンジでポンポンするほうが、いろいろな角度からのせることができるので、毛穴をしっかりカバーしてくれます。
シワやデコボコの多い部分は、手で肌を引き上げて毛穴に馴染みやすいようにしましょう。毛穴をファンデーションで埋めるのではなく、デコボコの境目がなくなるようなイメージです。
▼ティッシュオフする
仕上げのパウダーをのせるまえに、かるくティッシュオフして余計な油分を取り除きましょう。ツヤを残したい人は、ポツポツが気になる部分だけでも優しくオフしておきます。
ファンデーションで毛穴が浮く、最強の化粧直しは「笑顔」!

それでも時間がたつと、白く浮いてしまいます。現実には私もそうです。
化粧直しのときは、できるだけスポンジを使います。水で湿らせて固く絞り、ポツポツと毛穴が目立つ部分を中心に、トントンとたたきながらオフしていきます。コットンでもよいですが、周辺のメイクも落ちてしまう可能性があるので注意してください。
そのあとファンデーションをうすくぬり、よく馴染ませてパウダーで仕上げます。
私は、カサつきがきになるときはファンデーションにアイクリームなどをブレンドしてから馴染ませています。
化粧は落ちやすくなってしまいますが、ガサガサしているときはかなり表面がなめらかになります。とくに冬場は乾燥しがちなので、メイク直しもこれで対応しています。パウダーがムラにならないように少しずつつけていきます。
少し濃いめの化粧をする方は、パウダーファンデーションで仕上げるとよいでしょう。
もう1つ、メイクをするとき、メイク直しをするときは、できるだけ笑顔で行いましょう。肌が引き上げられるので、下地やファンデーションが馴染みやすくなりますよ。これからキレイになるためにメイクをするのですから、仕上がりは笑顔がポイントです。
季節の変わり目でスキンケアやメイクが難しい時期ですが、がんばって乗り切りましょう!
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