冷えでトイレが近い?対策をとるまえに知っておきたい体のこと

健康

冷えでトイレが近く、悩んでいる人も少なくありません。今は昔と違い、夏は電車やオフィス、カフェ、自宅など、どこにいてもエアコンが効いており、冬よりも体が冷えてしまっているために、トイレが近くなるという人もいます。

トイレが近くなると、我慢ができないので仕事やお出かけに支障が出てくることも。

私もトイレが近い1人ですが、原因は何なのか、対策があるのか気になるので調べてみました。

冷えでトイレが近くなるのは、年のせい?

実は、40歳以上の5~6人に1人は、トイレが近い、頻度が増える、くしゃみをすると失禁するなどの悩みを抱えているという統計もあるようです。

もちろん程度には個人差があり、あまり気にならないものから深刻なものまで、症状も様々です。周りに言いにくい、相談しにくいことでもあるので、悩んでしまう人も少なくありません。

40を過ぎてから症状が現れる人は、年齢との関連性も指摘されますが、まずは冷えによる原因から考えていきましょう。

冷えでトイレが近くなる原因①

単純に考えて、水分をたくさん摂取することで、トイレは近くなります。

体が冷えると、汗が出ないため、尿の量が増えてしまいます。また手足の冷えなどで末端の血管が縮んでしまうと、血液が行き渡らず、体の中心に血液量が増えてしまいます。それを防ごうと水分を排出する働きがあるため、とも考えられています。

いずれのケースも、過剰な水分量を調節するためのもので、病気などの問題ではないようです。

注意したいのは、トイレが我慢できないのに、実際にトイレに行ってみるとあまり出ないケースです。

冷えでトイレが近くなる原因②

冷えに過剰に反応して、交感神経がおしっこを出そう働くケースがあります。寒さが刺激になり、あまり溜まっていないのに出したいという信号を脳に送るからです。

通常は、膀胱で350~500mlぐらいの尿を溜められるそうです。150~200mlくらいで、最初の尿意を感じるようですが、我慢してやり過ごすことができます。

一方でトイレが近い人は、このくらいの量から我慢できなくなってしまいます。その不快感を取り除くため、トイレに行く頻度が高くなってしまうそうです。

冷え?トイレ?病気が考えられるケース

病気の原因と考えられるものに、「間質性膀胱炎」というものもあるようです。これは、膀胱の粘膜が弱くなり、膀胱の下の「間質」と呼ばれる部分が炎症を起こしている状態が続くものです。

これは、原因が分かっていないようです。トイレに行く頻度が上がっているのに、スッキリしない、痛みがあるという人は、一度医師に相談しましょう。

年齢によって冷え・トイレが近くなった!

40代、50代になってからこのような症状が出る場合、骨盤が原因になることがあります。

40歳を過ぎると、筋力が衰えてくるため、骨盤を支えている骨盤低筋と呼ばれる筋肉の力が弱くなり、骨盤が下がります。

尿道を閉める部位は、もともと角度があり水道の蛇口のような働きをしていたのですが、骨盤がずれることで角度がなくなり、尿道を閉める働きが弱くなってしまいます。そのため、尿意が抑えられずトイレが近くなるということです。

ただし、筋力は年齢にかかわらず鍛えることのできる組織。骨盤低筋を鍛えることによって、症状を軽減、または解消できます。

冷えに負けない!トイレを我慢できる体に鍛えてみよう

トイレが近くなっている人は、「膀胱トレーニング」をしてみましょう。これは、トイレに行きたくなったら、5分だけ待ってみるというものです。

頻度が高くなると、漏れるのを防ぐために早め早めにトイレに行くことが癖になっています。これが膀胱を過敏に刺激する原因になっています。

尿意を感じたら、少しだけ我慢してみましょう。このとき、肛門と膣をキュッと締める、緩めるということを繰り返すとさらに効果的です。

尿意を感じたときにやれば良いので、習慣になれば鍛えることができるようになります。まずは2~3回やってみて、我慢できなければトイレに行く。毎日無理のない範囲で実行し、少しずつ回数を増やしていきましょう。

冷えてもトイレを我慢できる体「骨盤トレーニング」

冷えにしろ、年齢によるものにしろ、共通する問題に運動不足があげられます。軽い運動や筋力トレーニングを実施してみましょう。くしゃみをして失禁してしまうなど、尿漏れが気になる方は、こちらの「骨盤低筋トレーニング」が有効です。

まずは仰向けに寝てヒザを曲げます。腰をゆっくりと浮かせ、お尻をキュッと引き締めましょう。5秒キープしたら、ゆっくりと元に戻します。これを数回繰り返しましょう。

また、四つん這い、座った状態、テーブルに手をかけた状態でもできます。ご自身がやりやすい姿勢で、同じようにお尻を閉めたり緩めたりしてみましょう。お尻や膣の当たりをキュッと上に引き上げるようなイメージで、力を入れてみてください。

仕事の合間、休憩時、就寝前後など、思い出したときにぜひやってみてください。

冷えがきつい人は、食生活にも注意!

体の冷えがきついという人は、体を温める食材を使った料理をいただくように心がけましょう。

炭水化物ならお米。小麦などの粉ものは、体が冷えやすいので注意しましょう。

またタンパク質全般、野菜はカボチャや人参、ゴボウ、生姜、唐辛子などがあります。また、味噌や漬物、チーズなど発酵食品も効果があるとされています。また水分は夕方以降よりも日中にとるようするのがおすすめです。

便秘を予防することも心がけましょう。お腹が張ると膀胱を圧迫するため、トイレが近くなると言われています。

生活習慣を見直すことが第一ですが、症状は人それぞれ。トイレに行く回数が減らない、痛みがある、残尿感がある、尿が濁っている、重たいなどの症状がある場合は、感染症やほかの病気の疑いもあるので、医師に相談しましょう。

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