膝がガサガサ白い、これってただの乾燥?

健康

膝はとても乾燥しやすく、放っておくと干ばつした土地のようにガサガサになり、白い粉を吹いた状態になっていきます。

スカートをよくはいている人はチェックしているかもしれませんが、肘、膝などの関節の乾燥は見過ごされがちなため、ケア不足になるからです。

でも、放っておくと皮膚病に発展するケースも。ここでは、乾燥から引き起こす病気と、普段のケアなどについてシェアしていきたいと思います。

膝がガサガサ、白く乾燥しやすいのはなぜ

肌は、表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分類できます。

真皮の部分に「皮脂腺」というものがあるのですが、ここから毛穴を通して皮脂を分泌します。この皮脂が表皮の水分蒸発を防いで、肌の潤いを守ってくれているのです。オイリー肌の人は、この分泌が多くなることを指します。

ところが顔と違い肘や膝は、皮脂腺が少ないためとても乾燥しやすい部位。しかも皮膚が薄く、洋服の摩擦、関節を曲げることで体重が加わるうえ、テーブルや椅子、床などに触れて圧迫されてダメージを受けやすい部分なのです。

肌は水分の蒸発から守ろうと、新しい角質を再生していきます。このターンオーバーが乱れると、角質層は壊れたまま蓄積されていき、古い角質層が硬くなり、角質化していきます。

膝のガサガサ、白いのは皮膚病のサイン?

角化がすすむと、水分を補っても浸透しなくなり、ガサガザになってしまうのです。病院では「角化症」または「乾皮症」などと診断されます。かかとなどにガサガサやひび割れができるのも、角化症です。

これを放置し、かゆみがでるためにかきむしったりすると、多くが「尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)」というものに発展します。

よくストッキングをはいている人が、脱いだときに白いフケのような粉が付着しているということがありますが、これも「尋常性乾癬」です。ほかにも、皮膚が赤くなる、皮膚が発疹したように盛り上がるなどの症状が現れます。

かゆみの程度は人によって異なりますが、かゆい部分やその周辺をひっかいてしまうと、症状が出ていない部分にも刺激が与えられ、新たな発疹につながること。人によっては、かきむしった爪にも症状が現れるようです。

ガサガサ膝から分かる、白い皮膚病の正体

ほかにも、「乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)」というものがあります。これは手足の関節、アキレス腱、足の裏などに痛みや腫れなどが出てくるもので、関節リウマチに似た症状があります。

皮膚の乾癬と同時に関節の痛みなどが現れ、分かりにくいために見過ごされてしまうときがあるようです。

治療が遅れると重症化してしまい、日常生活にも支障が出ますので、かゆみと痛みが同時にでる場合は、早急に診察を受けましょう。またクリームを塗ってもかゆみが改善しない、かゆみが悪化するときは皮膚科で診察を受けてください。

膝のガサガサ、白い粉ふきを改善するには

こうした肌トラブルを予防するには、まず早めのケアを行いましょう。

乾燥している、皮膚が分厚くなっていると感じたら、尿素配合のクリームを塗ることをおすすめします。

尿素は、水分を蓄え角質層を除去する働きを持っています。

角質は、タンパク質が水分とくっつき合ってできています。尿素を加えると、タンパク質をくっつけている水分と結合し、角質層の構造を壊し、溶かしてしまうのです。

そして肌の水分子と協力して、皮膚に浸透して新しい皮膚の水分を潤し、乾燥から肌を守る役割をしてくれるのです。

尿素クリームの注意点

私は冬場に「ケラチナミンコーワ」を使用しています。尿素は20%配合されています。だいたい10~30%配合されていることが多いのですが、配合量が多くなると値段も高くなり、効果も高くなります。

ただし、尿素は角質層を壊して溶かすという働きがあります。古いものだけでなく、新しく作られている未熟な角質にもダメージを与えますので、効果が高い方がよいと言うわけではありません。

10~20代など若い人は尿素10%、それ以降の年代や乾燥が特にひどい場合は、20%を使用するとよいと思います。

特に白い粉ふきを起こす角化症やひび割れなどには、皮膚科で処方するクリームは尿素入りなどが多いようです。皮膚科で診察を受けるか、または薬局で状態を説明してアドバイスを受けるとよいと思いますよ。

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膝の白い粉、ガサガサは放置しない

膝の乾燥は、加齢、冬の乾燥、洗い過ぎなど様々な理由で起こりますが、普段から関節部分を気にしてケアしていくことで予防できます。

皮膚が分厚くなっていなければ、尿素入りのクリームでなく、スキンケア用のクリームでもよいですが、お風呂上がりや朝の洗顔などのときに、私はオイルをぬっています。

アーモンドオイルや米ぬか油、スクワランオイルなど、お手持ちのオイルで大丈夫です。お風呂上がりだったらぬれたまま、膝や肘、かかとなど乾燥が気になる部分にサッと馴染ませます。

その後、タオルで体をこすらないようにポンポンと拭いています。気になる方は全身に使うのもおすすめです。こうしておくと、乾燥しがちな冬でもガサガサになりませんよ。

それから、乾燥が気になるときは、締め付ける洋服、刺激になる素材などの使用を避け、柔らかくゆったりしたものを着用しましょう。膝を床につけるなどの圧迫もできる限り控えるとよいと思います。

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