膝に水が溜まったら冷やす?それとも温める?

健康

膝に水が溜まったら冷やした方がいいのでしょうか、温めた方がいいのでしょうか。医師によって言うことも異なるので、どれが正しいのか判断が難しいところですね。

でも、膝の痛み、特に膝に水が溜まるようになると、痛みだけでなく膝を伸ばせない、正座ができないなどいろいろな支障が出てしまうようです。

膝に水が溜まるときは冷やした方がいいのでしょうか、なぜ水が溜まってしまうのでしょうか。その原因などについても理解していきましょう。

結論・膝に水が溜まったら「冷やす」

急性の痛みは「冷やす」、慢性の痛みは「温める」という考え方が一般的なようです。

いろいろ調べてみると、冷やしてから温めるという両方のやり方をしている整体しもいるようですが、冷やすアドバイスが多い印象です。

理由はだいたい一緒で、「炎症で腫れているから冷やす」という考え方です。火傷をしたら冷やすように、炎症したら冷やすのが正しいのです。

膝の痛みの場合、膝周辺に血流が集中しているため、それを散らして血を流してあげることが大切です。

まずは水に濡らしたタオルで冷やすか、アイスノンや氷などをタオルで包んで患部を冷やします。続けてでなくてもいいので、暇を見て1日に2~3回行いましょう。これを1~2日程度行って痛みがなくなれば、改善したと言うことです。

それでも改善しない場合は、早急に診察を受けて適切な治療を行いましょう。

そしてできるだけ安静にすること。炎症を起こしているのに痛い部分に負担をかけることは、火傷をしている部分を擦りつけているようなもの。日常生活の範囲で動くことは問題ありませんが、休めるときはゆっくりと休んでください。

「冷やすのはなぜ?」膝に水が溜まるメカニズム

大切なのは、炎症が起こる本当の原因を突き止めることです。

どうして膝に水が溜まるのでしょうか。この水は「関節液」と呼ばれるもので、膝の関節をカバーしている「関節包」という袋のようなものから分泌されています。

膝の関節が何らかの影響で炎症を起こすと、炎症を抑える効果のある「ヒアルロン酸」を含んだ関節液を大量に分泌して冷やそうとします。つまり、本来は自分の体が持っている治癒力なのです。

ただ関節液が増えてしまうと、膨張して関節包が引っ張られるため、痛みが生じてしまうということです。

膝の水を抜くと癖になるからよくないの?

水が溜まった状態では、膝をまっすぐにすることができず歩行が困難になります。水を抜くことも必要です。水を抜くから溜まるのではなく、あくまでも水が溜まるから抜くのです。

水がなぜ発生してしまうのか、なぜ膝が炎症を起こしているのか、その原因を突き止めなければ、何度でも水はたまり、膝の痛みもよくなりません。根本的な解決にはならないから、水が溜まるのはよくないということです。

水が溜まる、冷やすべき膝関節の病気とは?

膝の痛みの多くは、変形性膝関節症と診断されることが多いようです。これは、膝の骨同士が当たっても痛くならないように付着している軟骨が、加齢や過剰な負担によって消耗してしまい、すり減ってしまうために痛みが発生すると言われています。

膝の水が溜まれば冷やし、治すために適切な治療を

膝の水を抜くことは、一時的な回復にはなりますが、また再発する可能性は高いようです。原因を突き止めその人に合わせた治療を行うことで、少しずつ改善していきます。

治療によっては、水があまり出なくなった、または全く出なくなったという人もおり、適切な治療によって回復することが可能です。

予防することを心がけることも大切です。そのためには、まず長時間歩くのを控えましょう。

ウォーキングなどは、通常の人であれば足腰を鍛えるのに有効ですが、膝が痛いときはかえって負担となってしまいます。どうしても一定の距離を歩く必要があるときは、杖を使い、また階段では必ず手すりを利用しましょう。

年齢を重ねてから急に体重が増えると、膝に大きな負担がかかってしまいます。栄養が偏らないように、いろいろな料理を少しずつ食べるようにしましょう。

膝の水を出さないための体操

膝周りの筋肉を鍛えることで、関節の動きがよくなります。

まず、仰向けに寝て膝を曲げて立てます。

片方の足をゆっくりと持ち上げて膝がまっすぐになるようにします。痛い場合は、無理をせずに上げられるところまでにしましょう。

3つ数えたらゆっくりと下ろします。もう片方の足も、同じように行います。片方ずつ5~10回行います。

もう一つは、横向きに寝転がります。まっすぐでなくてもよいので、楽な姿勢にしてください。片方の手を床につけて体を支えるとやりやすいと思います。

上を向いている方の足をゆっくりと持ち上げます。できるだけ膝を遠くに伸ばしてみましょう。3つ数えてゆっくりと力を抜きます。これを片方ずつ5~10回行いましょう。

体操は、できるだけゆっくりと行うのがコツです。現在痛みのある人に限らず、若い人でも習慣にしておくと、足が鍛えられるので予防につながります。

ほかにも、膝周りの運動は、いくつか紹介している記事があるので、そちらを参考にしてみてください。

膝の水、必ずよくなるからあきらめないで

膝がひどく痛むときは、炎症を起こしている可能性があるので必ず冷やすこと、膝周り、足の筋肉を鍛えることで膝の痛みは改善していきます。

冷やしても効果がないときは、逆に温めてみる方法もあります。それでも痛みが緩和されなければ、早めの診察を受けてください。

病院や整骨院などによっても解釈が異なるので、どれが正しいか迷うこともありますが、無理をして何とかなるものではないので、まずは自分がつらくない方法を選びましょう。水が溜まるようになっても改善できます。頑張りましょう!

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