膝がミシミシするのは治る?膝の音に注意!

健康

朝起きて膝を曲げる、屈伸するときなど、膝関節で音が鳴ることありませんか?「ポキポキ」とか「ミシミシ」「ギシギシ」とか人によって異なるようですが、治るのでしょうか。いずれにせよ心配ですよね。

この膝の音は、SOSのサインのようです。若いみなさんはあまり意識しないかもしれませんが、放置すると膝の痛みなどに発展していきます。しっかりと理解して、元気なうちに対処しておきましょう。

膝の音、ポキポキ、ミシミシ、あなたはどれ?

「ポキポキ」音は様子を見て

足首の音が鳴る記事についても触れていますが、ポキポキという音は「クラッキング音」と呼ばれるものです。

これは解明されていないのですが、関節を守っている滑液に入り込んだ気泡が、曲げて圧をかけた衝撃で弾けると考えられています。ここでは詳細は割愛しますが、興味のある方は参考記事を読んでみてください。

「足首が鳴ると気持ちいい」は警告?癖になるのは危険!

痛みがなければそれほどは問題がありませんが、圧力と衝撃をかけているので膝には負担になります。動いたときに鳴る場合はともかく、わざと鳴らすのは控えましょう。ストレッチや軽い運動で解消していきます。

音が鳴る、鳴らないにかかわらず、痛みを伴う場合は診察を受けましょう。

「ミシミシ」「ギシギシ」音は注意

実をいうと、この音の原因は正確には分かっていないのだそうです。

一般的には、「ミシミシ」「ギシギシ」する場合は、変形性膝関節症が疑われます。

「滑膜」という、膝の関節をカバーしている袋のようなものがあって、膝を曲げることによって、膝蓋骨や大腿骨の出っ張っている部分との間で滑膜に圧力がかかり、摩擦が生じて膝の軟骨がすり減っているのではと考えられています。

放置すると炎症を起こし、痛みを伴うことがあるようです。またひどくなると歩行も困難になります。

痛みがあるときはもちろんですが、痛みの前に音に気づいたら激しいスポーツは中断し、音が続くようなら医師に相談しましょう。

「ゴリッ」「ガリガリ」といった音

軟骨がすでになくなってしまっている可能性も考えられます。病院での検査や治療が必要です。

膝のポキポキ、ミシミシのほかに感じる症状

ポキポキ、ミシミシは膝の警告レベルのようなものと考えるとよいかもしれません。でも、分かりにくい、気づかない、病院に行くべき、行くまでもないと判断が難しいですよね。

では、変形性膝関節症である場合、どんなことが起きるでしょうか。

立ち上がるとき、階段を下りるときなどで膝が痛む

変形性膝関節症と診断を受けるきっかけで最も多いのが、膝の痛みです。作動させるときに痛み、膝関節の組織が原因の場合と、筋肉のこわばりが原因の場合があります。

膝が曲がりづらく正座が困難、しゃがむのが苦痛

痛みは感じなくても、曲げるときになんとなくおかしい、違和感がある、膝がこわばるなどを感じることがあります。進行すると痛みなどに変わっていく可能性があります。

膝を伸ばして座るのが困難

これは股関節や腰の痛みで膝が伸ばせないケースとは別に、膝をまっすぐにしようとすると出る痛みです。筋肉の緊張、こわばりが考えられます。

膝に水が溜まり、腫れる

膝に水が溜まる水腫(すいしゅ)という症状も、変形性膝関節症が疑われます。滑膜が炎症を起こし、滑液が異常に分泌されてしまい、水が溜まって膝のお皿の周りが腫れぼったくなります。

こちらも原因は分かっていませんが、すり減った軟骨が滑膜を刺激して起こるのではないかと考えられています。炎症がひどくなると熱を持つこともあります。この場合は、必ず病院で治療を受けてください。

整形外科では、注射器による穿刺をして水を抜くことがあります。ただこれは一時的な緩和なので、炎症を起こす原因や対処を行っていく必要があります。

膝がミシミシする原因は?

ミシミシと音が鳴る原因は、様々です。

  • ・スポーツなどで過去に骨折や脱臼などのけがをしたことがある
  • ・X脚、O脚である
  • ・立ち仕事をしている
  • ・運動不足になっている
  • ・太ってきた

運動不足や体重増加による膝への負担は、ダイエットや運動などで解決できますが、過去のけがや体のつくりなど、注意をするだけでは難しい場合もあります。

特に日本人はO脚から変形性膝関節症になるケースが多いようです。

膝のミシミシ、治す方法はあるの?

ミシミシの音が続くようであれば、検査や診断を受けてから適切な処置やアドバイスを受けましょう。

ポキポキ、ミシミシの音どちらも痛みがなければ、ストレッチによって改善、解消していくことができます。

そのためには、足の筋肉を鍛えます。筋力が不足していたり、筋肉が硬くなっていたりすると、上手く関節を使うことができず、膝痛の原因となってしまうからです。それでは、簡単なものをやっていきましょう。

膝のお皿マッサージ

椅子に座った状態、または床に座った状態、どちらでもよいです。まずはマッサージする方の足を少し前に出して、筋肉を緩めます。

両手指で膝を囲み、外側から中心に向かってマッサージしましょう。膝に添えた手に軽く圧がかかる程度に滑らせます。グイグイと強く押さないようにしましょう。片方30秒ずつ行います。

大腿四頭筋を鍛える

太ももの前側の筋肉群です。「太ももが太い」なんて悩む人が多いように、全身の中でもかなり大きな筋肉です。この筋肉が弱くなったり硬くなったりすると、膝や股関節に影響します。

まず椅子に座り、片方の足をゆっくりと5つ数えながら上げていきます。上げられるところまででOKです。5つ数えてキープ、5つ数えながらもとに戻します。ゆっくりと丁寧に行いましょう。

太ももを意識することで、ハードな運動をしなくても効率的に鍛えることができます。膝が痛む人は、痛いと感じるまで足を上げず、1歩手前で留めてください。これを5回くらい行いましょう。

大臀筋・ハムストリングを鍛える

大臀筋はお尻、ハムストリングはももの裏側の筋肉です。鍛えることによって、猫背や姿勢の崩れによる膝への負担を軽減してくれます。

仰向けに寝ます。膝を立て、足は肩幅くらいにして楽な姿勢になってください。腕は体の横におきます。5つ数えながら、お尻をゆっくりと持ち上げていきます。上げられるところまででOK。5つ数えてキープ、5つ数えながらお尻を再び床に戻します。

これを5回くらい行ってください。膝が痛いときは、床についている両手で支えながら、腰に負担をかけすぎないようにしましょう。

腰が高く上がっている必要はありません。足裏と手でしっかりと体を支え、上半身がまっすぐになるように意識しましょう。

足首を回す

最後に、寝転がった状態でいいので、片方の足をもう片方の膝にのせ、足を持ってグルグルと回しましょう。30秒ずつ行ってください。

ミシミシしない、膝を鍛えよう!

紹介したストレッチは、筋肉がほぐれるまで時間がかかりますが、気軽にできるので気が向いたときにやってみてくださいね。

またはお風呂の中で、マッサージしたり、正座をしたり起き上がったりするのも、負担が少なく効果がありますよ。滑らないように湯船の縁に捕まって行いましょう。

膝が鳴るからといって、すぐに心配するような事態にはなりませんが、気になるようでしたらかかりつけ医などに相談し、必要に応じて専門機関の診察を受けましょう。

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