かかとの内側の痛み、ズキズキは足底腱膜炎かも

健康

かかとの内側が突然痛み出した、朝起きて歩き出したらズキズキした、という経験がある人、もしかするとそれは足底筋膜炎かもしれません。

これは足底が炎症を起こしているわけですが、痛みが一瞬だったり、毎日でなかったりすると、ついつい放置しがちです。

でも、足は体を支える大切な部位。そのままにしておくと慢性的な痛みとなってしまいます。足底筋膜炎は、8割が治癒可能なので、しっかりとケアしていきましょう。

かかとの内側の痛みの1つ「足底筋膜炎」

足底筋膜炎については、下記の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

かかとが痛いのは心臓に関係がある?痛みのサインを知ろう

足底筋膜炎という名前はあまり聞くことがありませんが、加齢が大きな要因とされていて、男性でも40~50代、女性は50~60歳以降に起きやすい傾向にあり、多くが一度は経験すると言われているほど一般的なものです。

ただし、スポーツや立ち仕事でも発生する可能性があり、これは年齢に関係なく起こります。

かかとの痛み具合はどんなもの?

最も一般的なのが、朝起きて歩き出したとき、またはジョギングをしようと走り出したときにかかとがズキズキと傷み出すケースです。

しばらくすると痛みはひいていきます。こうした状況が不規則に起き、原因もよく分からないけど目に見える症状ではないため、放置されていることも多いようです。

痛みの原因

足裏には、つま先からかかとまで「腱」が伸びており、歩いたり走ったりするときの足裏の衝撃を和らげる働きをしています。

足底筋膜炎は、その腱に負担をかけることで、かかとに痛みが生じる現象を指します。

その原因としては

・加齢により腱の弾力性が低下

・ジョギング、ダンス等スポーツによる足底への負担

・扁平足、足指の力のかけ方による負担

・コンクリートやアスファルト、床など硬い地面での立ち仕事

・体重の増加による足底への負担

などがあげられています。

なぜかかとなのか?

炎症は、かかとの骨の前方、内側が痛むことが多いようです。人は歩くとき、かかとから地面につけるためつま先よりも多くの体重や衝撃がかかっていることから、かかとを損傷することが多いようです。

また、足指が浮いている人もいます。歩くときは、かかと、足指の付け根、つま先の順に体重がかかりますが、つま先が浮いているとかかとへ重心が置かれ、負担がかかるとされています。

痛みは治るの?

この痛みは、自然に治ることがあります。治療でも、8割方治るとされていて、ほかの病気になってしまうという危険は低いようです。

足裏の腱に限らず、人の体は何らかの負担によって損傷すると、血流と神経を集中させて熱を出します。これが外敵から身を守る免疫反応で、いわゆる「炎症」ですね。

血液と神経が特定の部分に集中すると過敏になるため、ズキズキする痛みとして現れるというわけです。

ただし、痛みが続いていたのに適切な治療を行わなかったために、慢性的な痛みとして残ってしまうことがあります。症状が軽ければ1年くらいで治りますが、長くなると数年かかることもあるようです。

まずはそのような症状に気づいた場合、ジョギングや激しいスポーツを休止し、様子を見ましょう。1~2か月経っても痛みが出るようなら、医師の診察を受けてみてください。

治療法は?

足底筋膜炎では、局所の炎症を抑えることが先決。つまり休息です。

専門医療機関になると、アスリート向けの治療として痛み止めやステロイド注射、レーザー治療などがありますが、ほかにもテーピング、インソールを使用して足底にかかるショックを軽減する方法が行われます。

かかとの痛みを出さないために・予防法

日頃から、足の筋力をアップさせるトレーニングを行うことが有効です。腱の弾力維持、足の負担軽減、体のバランス維持などにつながります。

足指のストレッチ1

足を前後に軽く開きます。後ろ側の足つま先をつけたまま、かかとを持ち上げて体を前方で支えます。深く体を倒す必要はありません。難しい人は、テーブルや椅子の背もたれに両手を置き、少し体を前方に持って行きましょう。

足裏全体が伸びるのを意識してください。膝は曲げても曲げなくてもOKです。ゆっくりと5つ数えて状態をまっすぐに戻します。

反対の足も同じように行いましょう。これを10回以上、休憩時間などに行ってください。

足指のストレッチ2

裸足になって、タオルまたはキッチンペーパーなどを足元におき、椅子に座ります。

足の指でタオルやキッチンペーパーを掴んで引き寄せます。つまんで持ち上げられる人はそれも行いましょう。足指を広げたり、内側に丸めたりして、できるだけ大きくリアクションすることを意識してください。

足裏の筋肉が鍛えられます。またつま先でも体を支えられるようになるので、かかとへの負担が軽減されるようになります。

かかとの内側、痛いときは休める

足裏のズキズキとした痛みの原因は、足底筋膜炎である可能性があること、回復や治療、予防が可能であること、理解していただけたでしょうか。

ストレッチのほかにも、竹踏み、テニスボールを足の裏で転がすなど行うと、マッサージ効果があるのでおすすめ。テレビを見ながら簡単にできるので、ストレッチが面倒な方は試してみてください。

私たちの生活は、すっかりアスファルトの上を歩くことに慣れているつもりでも、ライフスタイルによっては、想像以上に大きな負担を強いられているようです。

炎症を起こさないために、1日の終わりにはいたわってあげてくださいね。

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