更年期?生理周期2週間とカラダの仕組み

健康

更年期になると、生理の周期が2週間と短くなったり、反対に半年来ないなど長くなったりします。

実は私も、生理周期が2週間になったことがあります。その前は遅れており、若いときは1日の遅れも出ないほどだっただけに、かなり心配になりました。

「これからどうなっていくの?」と考えている人も少なくありませんよね。もしかすると、更年期が始まっているのかも知れません。ここでは、更年期になる仕組みを理解して、来るべき事態に備えておきましょう。

更年期の予兆?生理周期の乱れ

女性ホルモンが大きく変化するのは、「思春期」と「更年期」。

思春期は、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が急激に増加し、女性としての体を形成していきます。

増加したホルモンでバランスが乱れ、生理不順になったり、理由もないのにイライラしたり、不安になったり、のぼせたりすることがあります。みなさんもそのような経験をした記憶がありませんか?

一方で今度は、「更年期」です。こちらは反対にエストロゲンが急激に減っていくことで、バランスが乱れ、同じように生理不順やイライラ、不安やのぼせなどが起こってくるのです。

女性ホルモンが増えるとき、減るときで同じような症状が起きていると言うことです。

更年期に入る前の生理周期と子宮内の活動

まず生理の仕組みを覚えておきましょう。女性は、卵巣の中にたくさんの「卵胞」を持っています。卵胞が成長している間は、エストロゲンが分泌されます。

卵胞が成熟すると排卵が起こり、卵胞からエストロゲンと黄体ホルモンが分泌されます。この黄体ホルモンが、赤ちゃんの育ちやすい環境を整えてくれます。

この時期に受精が成立しなければ、黄体ホルモンの分泌は止まり、子宮膜がはがれて血液とともに排出されます。これが「月経」ですね。

女性の体の中で、細胞たちが複雑に働くサイクルが28~35日の周期で行われています。月経の乱れは、これらのホルモンの分泌量によって起こります。

更年期からの周期2週間はどうして?

更年期は、エストロゲンや黄体ホルモンの分泌がだんだんと減っていき、やがて停止していきます。

人間の脳は、体の変化には対応せず、これまで行ってきたことを同じように要求してきます。ホルモンが少ないと、脳は「いつものように、もっとホルモンを出して」と指令を出してきます。

脳に指令され、卵巣ではホルモンが減っているのに、出そうとがんばってしまうため、排卵が早まります。これが、「生理の周期が2週間」の謎解きであり、更年期が始まるサインということになります。

その後も脳は「もっとホルモンを」と要求してくるため、分泌量によって周期が長くなったり短くなったり、出血量が多かったり少なかったりを繰り返します。

やがて卵巣では、「ないものはない!」と反応しなくなり、月経は起こらなくなり閉経に至るということです。

更年期、閉経までの生理周期2週間は続くの?

だいたい40歳を過ぎた頃から、ホルモンが減少してきます。脳に命令されるので、卵巣ではホルモンを出そうとがんばり始める時期です。これまで28日だった周期が、人によっては21日程度まで早まってきます。

45歳を過ぎた頃から、ホルモンがさらに減少するため、今度は周期が長くなっていきます。50歳前後で周期は2~3か月に1度、やがてホルモン分泌ができなくなり、停止した状態になります。

停止状態から1年以上経過すると「閉経」とされるようです。

ただし個人差はあります。年齢はあくまでも目安であり、閉経まで周期はバラバラになることがあり、出血の量も均一に減少するわけではありません。焦らずに様子を見ましょう。

更年期を迎えると生理周期のほかにどんな症状がある?

生理周期が変化し、気まぐれに生理がきたり、不正出血が起こったり、こうしたホルモンバランスの乱れによって「更年期障害」と呼ばれる症状に陥るケースがあります。

頭痛やめまい、体のほてり、耳鳴り、疲労、倦怠感、大量の汗をかくなど様々あり、重度になると生活にも支障をきたします。ストレスが大きくなると、別の病気を発生させてしまうことにもなりかねません。

症状を軽視することは危険ですので、不安を感じる人、おかしいと感じる人は内科医や産婦人科医に相談しましょう。産婦人科は若い受診者が多いと躊躇する人もいますが、専門知識を備えており、相談するには最適です。

不安でしたら、どんな診察や検査が受けられるか、事前に問い合わせてみてください。

更年期は誰もが迎えるもの、生理周期に惑わされないで

一方で、過剰な不安も避けたいところ。体の変化に先が見えないのは、確かに不安になりますが、更年期は女性であれば誰でも迎える運命です。

体の不調を、すべて更年期のせいにしてしまうのも問題。まずは閉経までの仕組みを知っておくことで、必要以上の不安を取り除きましょう。

あなたの体はがんばってきたし、今もがんばってくれています。周期が乱れても、体の中ではそれなりの理由があるので、落ち着いて見守ることも大切です。

できるだけ、楽しむことを心がけてください。特別なことではなく、お友だちとのおしゃべり、映画、読書、食事など1人でも、数人でも楽しめる方法があります。

一緒に乗り越えていきましょう。

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