首がジャリジャリするのはどうして?治療はできるの?

健康

首を動かすと「ジャリジャリ」とか「ギシギシ」とか、骨と骨のつなぎ目に砂でも混じっているかのような音がします。この違和感は何が原因なのでしょうか。

調べてみると、本来首を動かしても音がすることはないのだそうです。

確かに、子供のとき、若いときはそんな音はしなかったので、年齢とともに出てきたものなのか、何かのきっかけでできたと思われます。

今回は、首の音が鳴る原因と、解消する方法を一緒に学んでいきましょう。

治療が必要?首のジャリジャリ

首にかかるジャリジャリ、またはギシギシする音には、いくつかの原因がありますが、首そのものだけに原因があるわけではないようです。

首を支えている筋肉の緊張

首は、頭を支えていますが、首の重さは体全体の10%くらいと言われています。つまり、体重が50キログラムであれば、頭の重さは5キログラムということになります。

例えば5キログラムのお米を購入すると、持ち上げるときはかなり重いですよね。普段は意識していなくても、首に集まった筋肉や靱帯によって支えられているのです。

ところが、適度な緊張を保っていた筋肉が、部分的に硬くなってしまうとバランスを崩します。本来であれば当たったりこすれたりしない部分の筋肉や靱帯を触ってしまい、その接触音が「ギシギシ」であったり「ジャリジャリ」であったりするようです。

首の骨の位置がずれている

何らかの理由によりズレがおき、首の関節が正しく並んでいないために筋肉同士や靱帯が接触して音を発生させると考えられています。

これは、片方だけ傾ける、力を入れるなどのクセや生活習慣により、歪みが生じてズレてしまうようです。いつも同じ方向に重心を向けている、テレビを見るときに寝転がって手を首に当てているなど、特定の動きによって起こります。

姿勢が悪い

人の体を横から見ると、背骨はまっすぐではなくS字の形をしています。姿勢が悪くなることによって、このカーブの形が変わってしまう場合があります。

首を支えるために一部の筋肉が緊張してバランスを崩して歪んでしまい、筋肉同氏などがこすり合ってしまうために音がなります。

姿勢の悪さは、首や肩ばかりではなく、足の長さの違い、足運び、骨盤のズレなどによっても首のズレに影響を及ぼします。一度全身の姿勢をよくチェックしてみましょう。

脳内のセロトニン減少

これまでの原因は、首や全身の歪み、または筋肉の緊張によって引き起こされるとしていますが、直接音の原因ではないものの、首の筋肉に影響を与えるものがあります。

それは、「セロトニン」という脳内で働く神経伝達の役割を持つ物質です。感情や気分をコントロールするもので、セロトニンが不足すると、ストレスやうつなどの原因となります。

これは自律神経の乱れに関わるもので、頭痛、肩こり、関節痛なども引き起こします。同じように運動不足やストレスなどで首の筋肉の緊張に繋がり、首の音がなる原因を作ってしまうのです。全身だけでなく、心と体のバランスも大切なのです。

首のジャリジャリ音と違和感、痛みには治療を

筋肉が緊張しているだけなら、ほぐすことで解消しますが、硬くなった筋肉を放置すると、さらに悪化してしまいます。音だけでなく動きが極端に鈍くなる、転びやすい、足がしびれる、痛みを伴うなどの症状が考えられます。

自己判断を行わないよう、注意してください。また、疲れや痛みを感じる時は、無理をしないようにして体を休め、かかりつけ医や専門の医療機関の診察を受けましょう。

首のジャリジャリ音を治す、家でできることは?

音がするだけで、特に痛みがない、軽い肩こり程度であれば、体を動かすようにすることで改善していきます。首回りの筋肉をほぐすことも1つの方法ですが、全身の歪みを治すことが大切になります。

姿勢を正す

私たちは、スマホを見ているために猫背の傾向があります。首回りの筋肉が緊張し、摩擦音を引き起こします。

そうならないように、こまめに鏡で全身を写し、自分の姿勢を確認しましょう。猫背でも、反り腰でもいけません。肩が内巻きにならないように、背筋や首を伸ばすようなイメージを心がけてください。

クセを見直す

まっすぐに立ったときに、体が右、または左に傾いていないか確かめましょう。足の長さの違いが考えられますが、ほかにも足の裏がしっかりと全身を支えていない可能性があります。

例えば、右側に体が傾きがちな人は、右足の小指、左足の親指あたりで体を支えています。足指全部で支えることを意識しながら足踏みしてみてください。感覚を理解したら、外で歩くときに実践してみましょう。

意識しすぎるとかえってストレスになるので、お出かけ前に10~20歩分足踏みする程度にして、後は気楽に歩きましょう。

全身を伸ばす

筋肉の緊張をほぐしていきます。まずは骨盤を中心に、脚の筋肉と上半身の筋肉を伸ばします。

脚の筋肉は、ハムストリングと呼ばれる、お尻から腿の裏側の筋肉を伸ばします。ここが硬くなると、背中、首などの筋肉が引っ張られるので、ほぐしてあげましょう。

片足を前に、もう片方の足を後ろに開きます。

ゆっくりと体を沈めて、膝を曲げます。前においた足の片膝が立ち、後ろに向けた足の膝が床につきます。

ゆっくりと開いた足の幅を広げていきます。前においた足の、腿の裏側が伸びる感じがすれば大丈夫です。そのまま20秒キープしましょう。

ゆっくりと戻して、反対側も行います。

床に膝をつけると痛いので、クッションやタオルを置いておこなってください。また、体勢がぐらつく人は、椅子や壁など、手を添えることができる環境で行いましょう。

今度は上半身です。

足は肩幅に開いてまっすぐに立ち、手は腰に当てます。

片方の手を天井に向けてあげ、ゆっくりと倒します。脇の下、脇腹がよく伸びているのを感じてください。これで15秒キープ。

今度はそのまま、斜め前に倒します。脇の下から背中の辺りを伸ばします。これで15秒キープ。終わったら、反対側も行いましょう。

バランスの取りにくい人は、床に座るか、椅子に座り、机などに手を添えて行っても大丈夫です。上半身の筋肉が伸びていることが大切です。

無理に伸ばさずに、あくまでもゆっくりとした動作で行ってください。昨日よりちょっと曲がったかなという気持ちで行いましょう。

ジャリジャリする首の治療、首を揉むときは強すぎないで

もし痛みを伴う、改善が見られない場合は、専門の医療機関や整体などの診察を受けましょう。

首をそのまま揉みほぐそうとしても、適切な部位に当てられなければかえって痛めてしまいます。これはやはりプロでないと分からないので、あまりグリグリと押さないようにしましょう。

どうしても首や肩がスッキリしない人は、肘を曲げた状態でゆっくりと腕を回しましょう。1分くらいやると、かなりキツいですがスッキリしますよ。背中の筋肉にもアプローチできます。

ストレッチや運動は、もちろん体にいいのですが、どうしても三日坊主になりがち。日常生活で無理のない動きを取り入れて、休憩中やお風呂に入ったあとなどにコツコツとやっていきましょう。体は必ず応えてくれます、頑張りましょう!

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