みなさんは黒豆麦茶を飲んでいますか?
私はもともと麦茶が好きで、冬でもホットで飲んでいました。お茶の種類はたくさんありますが、「黒豆麦茶」は、黒豆と麦茶の効果を、効率よく摂ることができるのでここ5年くらいは1年中飲んでいます。
そこで、普通の麦茶との違いや効果などをみていきましょう。
便利で効果抜群!黒豆麦茶

「黒豆麦茶」は麦茶と黒豆のブレンド茶です。どちらも甘みと香ばしさが特徴なので、相性は抜群。
いろいろなメーカーから出ているので、一概にどれがいいとは言えないのですが、アイスにすると黒豆の甘みが強調され、ホットにすると麦茶の香ばしい香りが強調されます。どちらもリラックスできるのでおすすめですよ。
このブレンド茶にはどのような効果があるのか、2つの成分を比較してみます。
黒豆麦茶・黒豆の成分と効果

黒豆は、大豆の1種。お正月のおせち料理に出てくる、「黒豆」ですね。黒豆を煮て、煮汁をお茶として飲むのが「黒豆茶」です。成分は以下の通り。
・ポリフェノール(イソフラボン)
・レシチン
・たんぱく質
・ビタミンB群
・ビタミンE
・食物繊維
・サポニン
・オリゴ糖
・ミネラル
黒豆は、アントシアニジンと呼ばれるポリフェノールの一種がたくさん含まれています。
抗酸化作用は、活性酸素を減らし体内の酸化を防ぐ働きをするので、血液をサラサラにしてくれます。そのため血流・血圧の改善、アンチエイジング、メタボ改善など、成人病予防に効果があります。
また、腎機能を高め、体の中にある不要な水分を排出するため、むくみを解消。ほかにもイソフラボンがホルモンバランスの改善、血糖値の改善、ビタミンB1は二日酔いに効果を発揮します。
黒豆という小さな1粒に、これだけのサポート機能が備わっているなんて、本当にすごいですよね。
それでは、麦茶のほうの成分もみていきましょう。
黒豆麦茶・麦の成分と効果

麦茶は、大麦の種子です。麦なので炭水化物が主成分ですが、エネルギーは100gあたりわずか0.96カロリーです。
・炭水化物
・ミネラル
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・リン
・亜鉛
麦茶に含まれるカリウムは、利尿作用があり、排出することでほてった体を冷やしてくれる働きがあります。夏によく飲まれているのは、理にかなっているようです。昔の人の知恵は、すごいですね。
麦茶には「カテコール」「ゲンチシン酸」というポリフェノールの1種が含まれているため、黒豆同様、抗酸化作用が働き活性酸素を抑制してくれます。なので、血流や血糖値の改善、心筋梗塞の予防、ダイエットなどに効果があります。
また、亜鉛やケイ素が含まれていて、これらはメラニンの生成を抑えコラーゲンを強化する役割を持っています。肌のハリを保ち、しわを防ぎます。そしてミネラルが胃腸の働きを助け、便秘の解消、ホルモンバランスの改善をサポートします。
麦茶のもう1つ大きな特徴は、「抗菌作用」。バクテリアの定着を予防し、虫歯などができにくくなると言われています。
黒豆麦茶の効果、成分は違うのに似たもの同士

比較してみると、黒豆はタンパク質、麦茶は炭水化物で別ものですが、どちらもポリフェノールが含まれて似たような効果を発揮しているのが面白いですよね。
黒豆も麦茶も、どちらもノンカフェインで体の内側を強化してくれるので、赤ちゃんからお年寄りまでぜひ飲んでおきたいものです。
黒豆麦茶はブランドによって効果よりも味が変わる

黒豆茶も麦茶も、本来はそのままお湯で煮出して飲むものですが、ブレンド茶は、豆や麦を砕いてティーバッグなどに詰めています。栄養素は変わりませんが、砕いた状態は濁りやえぐみ(渋み)が出やすいので、赤ちゃんにあげるときは、薄めて味を見てから上げてくださいね。
黒豆麦茶は、アンチエイジング、ホルモンバランス、ダイエット、便秘、冷え、むくみなど、女性が持つ多くの悩みに応えるものばかり。これは飲まない手はありませんよね。
ぜひ皆さんも試してみてくださいね!
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