爪の黒い線は栄養不足?それとも病気?

健康

年代や性別にかかわらず、爪は意識しておいたほうが良いと言われています。

様々な爪の状態がありますが、その中で爪に黒い線ができるときがあります。栄養不足なのでしょうか、それともほかの病気を知らせているのでしょうか。

爪の状態には、何でもないものや栄養不足、医師の診断が必要なものまで様々あります。まずは参考にして、爪の健康をチェックしましょう。

爪は健康のバロメーター

爪は健康のバロメーターと言われていて、色や形に変化があることで私たちの健康状態を知らせているようです。

爪は、タンパク質でできています。もともとの色は透明ですが、爪の下にある皮膚の「爪床(そうしょう)」と呼ばれる部分に分布する毛細血管が透けて見えることから、通常はピンク色をしています。

爪の状態によって健康状態は異なります。症状によっては医師の治療が必要なものがあります。特に爪に黒い線が出たら要注意。まずはセルフチェックして、必要に応じて専門医に相談しましょう。

爪チェック!黒い線以外が示す栄養状態

横線

表面に横線が出るときは、強いストレスが考えられます。また疲労、高熱、手術などからの体調不良も要因となるようで、爪を作る働きも弱くなります。

縦線

加齢とともに起きるものです。白い半月部分の下に「爪母(そうぼ)」と呼ばれる部分があります。ここで爪が作られているわけですが、でこぼこがあり、加齢によって溝が深くなります。

乾燥したり、血行が悪くなったりして爪の潤いも失われていきます。

肌のしわのようなものなので、特に病気の心配は要りませんが、ハンドクリームで保湿するなどの対策を行いましょう。

2枚爪

先端が層状に裂ける 状態で、乾燥、貧血、タンパク質不足、血行不良などが考えられます。

爪のタンパク質は3層構造になっていて、タンパク質が不足することで結合が弱くなり、はがれやすいようです。食生活を見直しましょう。

爪のへりが皮膚にめり込む

通称「ばち状指」と呼ばれています。肺や心臓の病気で低酸素状態が続くと起こるようです。診断を受けておくことおすすめします。

白っぽく見える

白っぽく見える場合は、以下が考えられます。

・指先の冷え  血流が悪くなることで指先が冷える状態です。

・赤血球が少ない  貧血などを起こしやすくなります。

・爪甲白斑(そうこうはくはん)  白カビの一種。爪が分厚くなり、白く見えます。

・白い横帯  抗がん剤の使用や腎不全、皮膚病などで起こります。

赤っぽく見える

血液濃度が高く、血流が悪くなっている可能性があります。肝臓病や糖尿病といった病気も疑われます。または、雑菌が入り込んだことによる炎症も考えられます。

赤黒い場合は、肝硬変などの肝臓病や糖尿病、ホルモン異常などが考えられますので診断を受けましょう。

爪の黒い縦線が出現!ガンの兆候?

爪の変化の中で最も怖いのは、黒い縦線です。これは皮膚がんの一種である「メラノーマ(悪性黒色腫)」が疑われます。

短期間で急に太くなったり、爪を超えて皮膚まで拡大したりしたら、そのままほうっておくと悪化する可能性もあるので、早急に皮膚科を受診しましょう。

ほかにも爪が黒く変色すると、爪そのものの病気ではなく、血液の病気や肝機能、心臓の病気などの疑いも出てきます。体調不良を感じている人は、一度内科医の診察を行うことをおすすめします。

爪の黒い線でなく「点」など、心配いらない爪の状態

打撲による黒い変色

爪の下に内出血を生じると爪が黒く変色することがあります。軽度であれば徐々に色は元に戻ります。

黒い点

こちらも内出血であることがほとんどなので、心配しなくても良いようです。

先が上に反る

「さじ状爪」と呼ばれ、鉄分の不足が考えられます。鉄分が不足すると爪が柔らかくなり、外から伝わる圧力に耐えられず、先端が沿ってしまうようです。

たとえば、歩くときにつま先に負荷をかけると、その力に耐えられず沿ってしまいます。大人の場合は、貧血や甲状腺の病気なども考えられますので、体調により診察を受けましょう。

白い部分がない

爪の下の白い「爪半月」と呼ばれる部分は、できたての爪なので水分を多く含み、白っぽく見えます。

爪の根元、爪母の位置が爪に近い人は爪半月が大きく見えますが、爪から離れている人は、爪半月が見える部分が小さくなり、白い部分が見えにくいようです。人によって異なります。

症状がないのに爪に異変がある場合は?

特に体調不良や病気もなく、爪の状態が良くない場合は、乾燥や老化などが考えられますが、それ以外にも女性の場合は「ネイル」が考えられます。

ネイル処理は爪に負担をかけてしまうため、黄ばんだりもろくなったりします。顔にずっとお化粧をしているようなものですね。

ネイルをつけるときは、ときどき休ませて間隔を開け、ビタミンEが配合されているオイルやハンドクリームなどを塗ってお手入れをしましょう。

爪の黒い線ができないよう、栄養不足と生活習慣の見直しを

栄養不足や代謝が良くないときなどは、爪床に反映されます。タンパク質、ビタミンA、ビタミンBなどが不足すると、爪にツヤがなくなったり、伸びにくくなったりします。

ストレスや食事の栄養バランス、不眠なども影響するので、生活習慣の見直しを行いましょう。

とはいえ、爪に変化が起きた場合自己判断は危険です。放っておかずに、まずは皮膚科などの専門医の診察を受けましょう。

雑菌などが入り込んでいるときは、薬を処方してもらえますし、もし体の病気のサインが考えられる場合は、適切な診療を紹介してくれます。悩んでも解決しないので、きちんと治療しましょう。

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